文鳥の巣作りと発情期について
巣作りと聞くとオスがメスの為に甲斐甲斐しく巣材を集め巣を整えるイメージですよね。
実はメスも巣材集めや巣作りに積極的な子もいるそうで、遊びだと思っている行動は意外に巣作りをするための行動だったりするのです💡
文鳥の発情期は秋~春にかけてと長く、ペアがいなくても発情します。
発情期にみられるサイン
・狭い場所や暗い場所などに潜り込もうとします。
・オスはとまり木や飼い主の手のひらなどにお尻を擦り付けます。
・メスはしっぽをフルフルと震わせます。
・巣材になるものを探し運んでゲージに持ち込もうとします。
・普段より少し攻撃的になります。
・ご飯の吐き戻しをします。
※病気の吐き戻しと違い首振りして少量出します。
繁殖期になると普段と異なる行動にでる子もいて放鳥時の行動範囲が広がり、飼い主の後を追って別室までついて来たり傍から離れようとしない場合もあります。
まさかそんなところに!という思いもよらない場所に潜り込んでいる場合があるため放鳥中は注意が必要です。
巣作りの為に部屋から素材を探し集めたり、くわえて運ぶ姿をみられるので足に絡む物や口に出来ない物など文鳥が触れられる所に出しておかないよう注意が必要です。
オスは巣材を見つけて集める事で発情が少しずつ増していくのですが、メスも巣材を集めたり巣作りする子もいます。
メスの発情期に注意する事🕊
ゲージのレイアウトを変えたり、隠れ家になる様なハウスも外し、ごはん入れは大きい入れ物だと卵を産んでしまう子もいるので小さい入れ物に変えるなどの工夫が必要になります。
卵は一度に5から7個程の卵を産み、羽化するまでにおよそ18日間抱卵します。
卵を産むのはとても体力を使いさらに卵詰まりの危険性があり最悪命を落としかねません。
繁殖させるつもりがないのであれば極力無性卵を産ませてメスを疲れさせるという事を避けてあげる必要があります。
とは言うものの、発情を抑えるのは難しいので日頃からの栄養のある食事に加えてカルシウムを与える事で丈夫な卵が産まれて詰まるリスクが軽減されます。
※市販の液体タイプの物やボレー粉、卵の殻を乾燥させて砕いたものなどを用意しますが、与えすぎも注意が必要です。
また若い内に卵を産むのはかなり負担がかかるため可能であれば1年以上は大切に育ててから繁殖に挑むようにして下さい。
狭い所が大好きな文鳥ですが、潜り込めるケースの中や棚の隙間など覗き込みいつの間にか潜り込んで居座っている姿を目にする飼い主もいるのではないでしょうか🕊
洋服の袖やポケットの中も好み、放鳥時にそういった場所に潜り込み飼い主と一緒に過ごしている子もいますよね。
我が家はスリッパに潜り込むケースが多く、履く前に必ず確認します💦
つぼ巣を寝床にしていますが最近はティッシュなどを入れ込み巣作りに励んでいる姿を目にします😅
繁殖させたいと考えている場合は早めにお見合いをさせる🕊
一羽で過ごす期間が長いと飼い主の事をパートナーと認識してしまう子が多いために、せっかく迎えた子とパートナーとして成立することが難しい場合があるそうです💦
最初から繁殖させるつもりで育てるのであれば幼い時からペアで飼うようにして、ゲージを並べてお互いの姿や鳴き声が聞こえる距離で少しずつ慣れさせて育ててみて下さいね🕊
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