文鳥の雛の保温の仕方
文鳥を育てる為には温湿度計が必ず必要となります。
人間の感覚は季節や室温によって左右されやすい為、雛の環境温度は把握しづらいそうです。
その為ゲージの近くに温湿度計を設置して数値を定期的に確認します💡
雛の発育には適正な湿度も必要で最低でも70%~80%を保ち保湿します。
挿し餌が終わるまでは28度くらいを目安に保温します。
ひとり餌になり成鳥の間の適温は25度~28度で快適に育ちます。
成鳥の間は50%~60%の湿度を保ち保湿します。
パネルヒーターや電球式のヒーターを使った保温方法🕊
雛の飼育によく使われるのが ふご という藁で作られた籠です。
羽の生え揃わない雛の飼育に使う物で、ティッシュやキッチンペーパーなどをふんわり敷き汚れたら都度交換します。
暑すぎる時はヒーターからふごを少しずらして調整し、ますかごの底に新聞紙1枚程度を折りたたんで敷くと底面だけ暑くなるのを防げます。
電球式のヒーターの場合はヒーターと寝床の間に濡れたタオルを置いておくと温度と湿度が保たれます。
ゲージ全体を布やシートなので覆って、下や横だけでなく、ゲージ全体が温まるように包みます。
夜中の温度湿度管理
夜中の温湿度の管理は特に注意が必要です。
ヒーターはサーモスタット機能があれば温度は管理できますが湿度を一定に保つのは難しいです。
加湿器を活用しても人と鳥では必要な湿度が違います💦
また冬の就寝時と起床時の室温は空調無しでは10度くらい変わります。
冬に湿度を80%まで上げる為には濡れたタオルを傍に置いておくだけで難しいので、濡れたタオルを入れた容器をゲージ横に設置したりフィルムヒーターの上に乗せ蒸発を促すと湿度が増します。
タオルを浸す時は水でなくお湯を使うと早く湿度が上がります。
羽毛が生えてくる頃にはふごを外してますかごやプラスチックケースにティッシュやキッチンペーパーやバードマット(天然広葉樹)を敷きます。
ますかごは素通しの為保温・保湿に気を付けます。
ますかごにタオルを掛けて保温したり、周囲に濡れた布を囲って湿度の調整をして下さい。
ゲージの中にも温度差を設けて暑い時に雛が移動できる所を設けるように設置してみて下さいね🕊
雛は母鳥に包まれていた時のぬくもりを求めています💕
体温の高い母鳥に包まれていた雛を床上げするので、そこからは温度湿度に注意しながら大切に育てて下さい。
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