文鳥にとって危険な食べ物・金属・植物など
鳥は本能的に拾い食いの習性があるため足元に落ちているものをくちばしで拾い上げた時に飲み込んでしまうことがあります。
落ちている物がペレットやシードでがあれば問題がないですが、それが万が一危険物であった時は最悪死に至る場合があります。
大切な愛鳥の為に危険な物を確認してみて下さいね✍
身近に潜む危険な物🕊
・金属類・特に鉛・亜鉛
・スクラッチカードの削りカス
・人間が飲んでいる薬
・菓子類(特にチョコレート)
・一部の果実(アボカドなど)
・ 観葉植物とその肥料
・ タバコ・化粧品・ペンキ・ 壁紙・防虫剤・殺虫剤
布類や紙類、ホチキスの芯など飲み込んでしまいそ嚢に溜まってしまったり腸閉塞を起こす事もあるそうです。
そういった状況になった時には薬物では対処出来ず、外科的な手術で取り出さなければならず大変な状況を招いてしまいます。
アンティーク家具やメッキされた家具のなど 調度類を舐めたり囓って中毒症状を起こす場合もあります。
カーテン下部に錘が縫い込まれている製品がありカーテン囓りした際に錘を誤って齧ったり誤飲したりする事例もあります。
釣り道具などは放鳥時にわざわざ広げる事はしないですが、片付けの際に見落として落としたままの物を誤飲といった事もあるそうです。
お子さんがいる家庭では消しゴムのカスは身近な危険な物です。
これも誤飲してしまうとそ嚢に溜まり危険ですので、学習時には極力放鳥せずに消しカスは全て撤去し綺麗に片付いた状態で放鳥してあげましょう。
主治医の先生から伺ったお話では電気の通っているコードをかじって感電をしてしまう事故などもあったりするそうで、後悔のないように危険を取り除く事も大切ですが1番は放鳥時に目を離さず見守ることが必要です。
鳥が金属を誤飲誤食することで発症する重金属中毒は多く発症しているのが現状です。
残念な事に重金属中毒の場合は摂取した量や個々の体質によって症状が出てくるのに時間かかる場合があると言われています。
病院ではレントゲンによって異物の確認や血液検査による血中の重金属濃度の測定を行う事ができます。
重金属中毒が確認された場合には痙攣を抑える薬や解毒剤による治療が行われます。
鉛中毒は特効薬もあるため早期に手当てを始めれば高い確率で助かる可能性もあります。
サーモロンという有害な化学物質を一切使用していないフライパンがあり、愛鳥以外にも家族の健康を気遣う方などに愛用されるフライパンだそうです✨
いつまでも長く元気にいてもらうためには異物を口にしないように家族みんなで見守っていきたいものですね。
観葉植物の中には毒がなく鳥には全く無害な植物も多くあります🌳
葉に毒がなくても芽には毒があったり樹皮の表面に鳥にとって有害な物質が存在するものがあり微量では問題はなくても、大量に摂取することで体に影響を起こす場合があります。
根・茎・つる・種子・花・樹液などで危険な植物
朝顔・オシロイバナ・クリスマスローズ・シクラメン・シキミ・ジャスミン・スイセン・すずらん・チューリップ・南天・日日草・パンジー・ヒヤシンス・彼岸花・フクジュソウ・ポトス・ポインセチア・ヤツデ・ユズリハ など…
何の植物が安全なのか調べることも大切ですが、どの植物だと影響があるのかまだまだ不明なことも多いため放鳥時には観葉植物を齧らせない、食べさせない工夫が必要です。
放鳥する部屋には置かない、近づかせない、一時的に他の部屋に置くなどの対応で危険から少しでも遠ざける事が出来ます。
もちろん観葉植物が大好きで癒しの存在として大切にされている方も多いと思います🌼
放鳥時の一時的な行動によって飼い主である私達と愛鳥にとって楽しい時間になると思いますので、安全安心の放鳥タイムにしていきましょうね💕
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