文鳥の放鳥時間と注意すること
野生と違いゲージの中で過ごす鳥は運動不足が続くと代謝が悪くなります。
代謝が悪いという事は肥満に繋がり様々な病気を引き起こしてしまいます。
毎日一定の時間はゲージの外に出し自由に飛ばせて運動させることが必要です。
放鳥時間の目安🕊
なかなか時間が取れない時には朝は短く夜は長めに時間を設けたりして2~3回に分けて放鳥させてあげるという事でも大丈夫です。
実際は飼い主の生活リズムに合わせたスタイルになるのが殆どの為、目安として覚えておいてくださいね。
放鳥する前と放鳥中の注意点🕊
放鳥する前に必ず行うべき事は大きく分けて3つです。
・窓やドアが閉まっているか
・部屋の中に危険なものがないか
・放鳥することを家族全員が認知しているか
事前に確認して危険を取り除く事が安心の放鳥タイムに繋がります。
もちろん放鳥中は愛鳥から目を離さず、常に位置を確認し見守る必要があります。
複数羽で放鳥中でも一羽一羽の位置をしっかり確認します。
大好きな飼い主の後をホッピングで着いてくる子も多いです。
個性がいっぱい🕊
同じ親から生まれた子供でも性格や体格に違いができるように同じ種類の鳥でも性格や体格が一羽ごとに違ってきます。
顔つきや頭の大きさはもちろんですが羽毛の色や体臭も同じではありません。
臆病な子や好奇心旺盛な子や甘えん坊だったりとそれぞれ個性が感じられます。
関心を持っていそうなことを察して タイミングを逃さず言葉をかけてあげたりする事でその子独自の好きな事が増えていきます。
放鳥時も個性が発揮されるのでゲージから勢いよく飛び出し部屋いっぱいに元気よく飛び回る姿が見られる一方であまり飛び回らず飼い主の傍に戻り肩などでくつろいでいる子もいるかと思います。
ゆっくりしている子を運動させないとと無理やり飛ばせる必要はありません。
飼い主が大好きであれば自分が移動すれば飛んで来たり、ホッピングで着いて来たりと実は運動しいます。
我が家の文鳥もすり足で歩く後を追いかける鬼ごっこや高いところで寛いでる時に名前を呼ぶと返事して飛んで来たりと色んな過ごし方でしっかり運動できています。
雛の頃にわがままにさせない🕊
鳥も人間も一定のルールのもとで暮らしていることを理解させてあげる必要があります💡
・ゲージから出す時間はおよそで決める(生活リズムをつくる)
・ゲージの中で一人で過ごす時間も作ってあげる
雛から学習期に一番やってはいけないことは 鳥の要求を受け入れてしまうこと です。
ゲージから出して欲しいと主張しても決まった時間以外はゲージから出さないようにします。
雛の頃に甘やかされて自由だった子が成鳥した時、『外に出たい』という主張が受け入れられなくなった子はフラストレーションを強く感じるようになります。
学習させるために1人で過ごす時間を作ってあげることも大切なことなのです。
寂しそうに感じるかもしれませんが暫くすればその環境になれるのでより良い距離感で快適に過ごせることができます。
小さな子供がいる家庭で注意するべきこと🕊
主治医の先生からのお話では小さな子供によって危険な目にあう事があるというお話がありました。
少しの力で握っただけでも死んでしまう弱い生き物であるということがまだ理解できない子供が死なせてしまうという事故が年に何件もあるそうです。
事故回避のためには家族が鳥も子も両方見れる状況下で安全に放鳥させてあげる必要があります。
自分の体験談ですが子供の友達が遊びに来た時に可愛いから触りたいとゲージから出して触らせてあげたことがありました。
しかし穏やかに触れ合うことができる子ばかりではないので、飛ぶ姿に驚いてリアクションが大きかったり、大きな声を出したり驚かせるような行為があり、このままではストレスを与えてしまうと判断しすぐにゲージに戻しました。
その後は友達が遊びに来ている時の放鳥は極力禁止しています。
ストレスも1つの理由ですが一番の理由は家の中と外への行き来が激しく玄関が開く事が頻繁な為です。万が一後を追い飛んでいきロストしてしまう恐怖もあり私がいない時は絶対にゲージを開ける事を我が子にも禁止して徹底しています。
鳥を飼っているお友達もいるので慣れている子には一緒に扉の確認をしてソファに座って静かに触れ合いをしてもらうお願いをしていますが、鳥好きさんはしっかりルールを守ってくれます🥰
小さなお子さんがいる家庭ではもちろん愛鳥との触れ合いも一緒に楽しみたいので双方を見守り安心して過ごせるように飼い主である私達が気を付ける必要がありますね。
家族が鳥を大切にしている様子を目の前で見ていれば子供も自然と鳥に関心を持ち大切にするべき対象であるという事を理解してくれますので一緒に大切に育てていきましょうね💕
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