文鳥に対する適正飼養

適正飼養という言葉があります。

生き物に対し性質に応じて正しく飼育をして安全と健康を守るという責任を持たなければいけません。

飼い主は適正飼養を理解しそれに向かって大切な命を守るという義務があります。

家庭で飼育できる愛玩動物(ペット・コンパニオンアニマル)以外にも施設や学校等で飼育されている生き物などにも該当します。

生き物の種類によっては性質に不明な点が多い種類も多く、基本的な飼育方法から常に新しい情報を入手していく必要があります。

鳥類もまだ不明な事が多いにも関わらず情報も定かでなかったり、個体差で状況も違いその都度正しい判断をする事はとても難しいです。


迎え入れる前に考えておきたいと🕊

・最後の時まで大切に育てる覚悟があるかよく考えます。

動物の種類によって寿命がありますか、平均より長く元気に過ごしてくれる子もいます。
鳥類は小型な子で平均7〜10年ほど、中型な子は平均20年ほどで種類によっては30〜50年と長く共に過ごしてくれる子もいます。

・連れて行ける病院を予め調べて決めておきます。

鳥類が診れる病院は以外と少なく困っている飼い主さんは多くいます。
いざという時に駆け込める病院を決めて置くことが必要です。

・医療費はもちろん全額負担です。

ゲージなどの初期費用だけで安く済むと考えていると驚きます。
日々のごはんは高額でないものの、病院等でかかる費用は数千〜数万円と想像より高額なのです。
文鳥は元々高温多湿の国の生き物なので、常に温湿度に気を付けなくてはいけません。
時期によって24時間ヒーターを設置したり、日光浴の為に紫外線ライトを設置する場合もあり電気代が発生します。

・自分の暮らしに支障がでないか考えます。

迎え入れる動物は自分の生活時間に適しているかシュミレーションする事も必要です。
多忙によって家を留守にしがちであったり不規則な生活を要する方もいます。
動物も昼行性や夜行性があり共に暮らす上で生活リズムが合わない場合は迎える事を断念することはその動物を守る行為です。
生活や環境を整えてから迎えるようにしてあげましょう。

迅速な対応で守れる命🕊

正しい医療を受けることは適正飼養の一つです。

今はインターネットによって情報が素早く手に入りますし、SNSなどで同じ鳥飼さんと出会い情報交換や相談などもでき便利な世の中だと改めて感じます。

そこから得た知識や経験を情報共有ができるとで知識が広まり飼い主がより理解者となることができます。

普段から知識をつけておく事も大切ですが、いざという時に素早い判断で病院へ連れて行く事が必要です。

情報収集ばかりに時間を取られて治療の遅れを取らないよう、飼い主の迅速な行動が大切な命を守る行為になります。


文鳥を迎えたことで日々知識をつけて安全に幸せに過ごしてもらうように努めています。

可愛い存在に癒され幸せですが、一つの命の重さも同時に感じています。

手のひらに収まるほどの小さな体に似合わず活発で日々驚かされる事も多いです。

楽して飼える動物は存在しません。

適正飼養を目指し最高の手乗りライフにしていきたいですね🕊

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